能年さん洗脳騒動:壮年と青年の洗脳関係について

独立という決断が、本当に洗脳されたからなのか、

能年さん個人が事務所の方針と合わないからなのか、

その両方なのか、

それは当事者以外、誰にもわからないでしょう...

いや、もしかしたら、当事者ですら、分からないのかも知れない...

 

うまく言えないけれど、こういう壮年の人物が、善意??で20代そこそこの若者に対してアドバイスし、干渉して、最終的には洗脳して、本人の意志ごと人生を振り回すみたいな例、結構あるんじゃないかと思うんです。

 

私(20代・男性)の話になりますが、1年くらい前、
当時住んでいたマンションの隣人(40代・男性)に
やたらと人生のアドバイスをされていた時期がありました。

内容は、大体お金の事や、

自己啓発的な事(引き寄せの法則・金持ち父さんは彼のバイブルだったようです。)、

自分の不幸な身の上話とその克服談

最初は確かに理にかなっているプラクティカルな内容もあり、「ふんふんなるほど」と聞いていたのですが、

段々と、「留学は危険だからやめておきなさい」

「帰国子女は就職口がない」

「君は公務員になりなさい。今嘱託の清掃員の募集があるから」

それらに対して反論したり無視すると、

怒りながら、

「海外にいったらすぐ殺されるよ」とか

「なーんで応募しなかったの。これで一つチャンスを逃した」といったような

個人的で、本人が決めるべき問題、生き方・好き嫌い・価値観等、にも干渉するようになってきて、人生をあらぬ方向に振り回されそうになったという事があったんです。

 

しばらくしてそのおっさんが(失業中の職業訓練校生)で、”ひとかどの人物”を気取ってるけど、フリをしているだけで、ただの無職だということを聞き、”啓発”もエスカレートしてきたこともあり、すぐに引っ越しました。

 

今更になって、彼の言葉のほとんどアドバイスのと称する言葉は全く善意などではなく、妬みとか悪意によるもので、数多くの克服美談や、指摘も、単なる愚痴、つまらない揚げ足取りや侮辱であった事に気が付きました。

大体、互いに経歴も何も知らない人間に何を言う資格があるのでしょうか。丁寧に応対して、真面目に話を聞いてやってた自分が心底馬鹿だったと思います。

多分いちいち落ち込んだり、考えこんでいる私を見て内心ほくそ笑んでいたことでしょう。

 

今思えば、多分半分洗脳されていたんだと思います。

・社会に出たての若い人は年上の権威を帯びた言葉に洗脳されやすい。

・社会で世間から叩きのめされた事で歪んだ人間は若い人を妬んで足を引っ張りたがる。

こういった年齢差による性質の違いが、壮年-若年の洗脳関係を産んでしまうのではないでしょうか。

 

私自身、一瞬でも信じて、根拠の無い様々な言葉に耳を傾け、心を許してしまった自分への嫌悪感で、未だ、解決できない鬱屈した気持ちが、もやもや渦巻いています。バカげていると思われるでしょうが、未だ、壮年代の男性に対してトラウマがあり、必要以上に警戒してしまいます。

 

洗脳状態とは本当に恐ろしい物だと思います。洗脳されている間は洗脳されていると気づけないし、時間が経ち、洗脳されて不利益を被っていた事に気づいたとしても、洗脳行為自体を法律に訴える事はできないからです。

しかし、悪意や利己心を利他的メッセージで覆い隠し、他人を操る事は人間として最も低俗で、許されざる事だと思います。

 

どうであれ、能年さんが、本当に自分自身の進まれたい方向に歩いて行かれる事を願います。